カルピス 武藤高義社長
幕末に勤王派の憂国僧として活躍した月性は、多くの漢詩を残したことでも歴史に名をとどめた。なかでも学問を志して15歳で郷里を出るときの一節は名高い。
キヤノン 御手洗冨士夫社長
ハイテク分野で世界をリードするアメリカで、1994年から5年連続してIBMに次ぐ第2位の特許件数を登録している日本企業がある。キヤノンだ。同社の技術力が高く評価される理由はそこにもある。
ゲオ 遠藤結城社長
それは今から16年ほど前のことである。30代も半ばを過ぎた一人の男が、まったく経験したことのない新しいビジネスを始めようと思い立った。だが、当座の資金として必要な2000万円には、まだ500万円ほど足りない。
サッポロビール 岩間辰志社長
時代の風は「変革」を求めている。それは政界だけではなく、企業にとっても同じだ。消費低迷の中で激しい競争に打ち勝ち、生き残っていくためには、今までと同じやり方ではもはや通用しない。
サントリー 鳥井信一郎社長
「余は生まれながらの将軍である」と言ったのは、徳川三代将軍の家光だ。江戸幕府の基礎はこの時代に確立されている。室町幕府も、その政権を安定させ、金閣寺に代表される北山文化を築いたのは、三代目の足利義満だった。
資生堂 池田守男社長
生涯一秘書。それを天命だとして自認し、また自負してきた男が、130年の歴史を持つ化粧品メーカー国内最大手の経営トップに就いた。今年3月、資生堂の第12代社長に指名された池田守男氏である。
シチズン時計 春田博社長
地味である。恭謙というべきかもしれない。これほどの技術開発力、販売実績、事業の広さを持ちながら、その実力がこの会社ほど生活者に認識されていない企業も珍しい。
昭和シェル石油 新美春之社長兼会長
石油会社ほど目まぐるしく合従連衡を繰り返してきた業界も珍しい。何しろ、かつて23社もあった国内の精製元売会社が、15年前には14社に絞られ、2年前には10社となり、今では実質4つのグループに再編されようとしているのである。
住友林業 矢野龍社長
明治27(1894年)年というから、ちょうど日清戦争が勃発した年だ。そんな1世紀以上も前の開国・日本で、森林保全の重要性を経営陣に訴えた人物がいる。
セコム 杉町壽孝社長
もしこの人が、あのとき一本の電話を受け取らなければ、今や“情報ネットの巨人”といわれるセコムの社長にはなっていなかったであろう。電話を受けたのは、当時、外資系損保会社に勤めていた若干28歳の杉町壽孝氏。
(社名・肩書は取材当時/順不同)