全日本空輸 大橋洋治社長
中国・明代の思想家に呂新吾という人物がいた。彼は地方長官として活躍した高級官僚でもあったが、「人はいかに生き、いかにあるべきか」と自らに問いかけ、「呻吟語」という書物を著したことで知られる。
綜合警備保障 村井温社長
21世紀のこのIT時代に、「武士の精神」などという古色蒼然とした言葉を使っても、今の若い人にはピンと来ないかもしれない。だが武士という日本固有の階級が持ち合わせていた心構えは、現代社会に生きる我われビジネスマンにとっても見習うべき点が少なくないようだ。
ダイエー 中内功会長兼社長
「坂の上の雲」。 作家の司馬遼太郎氏は、構想と執筆に足かけ10年を費やした大作にこんな書名をつけた。日露戦争で活躍した軍人の兄弟と当時の若者の群像を通して、明治という日本国家の黎明期を見事に描いている。
タカラ 佐藤慶太社長
勢いというものであろう。何しろこの会社ときたら、発売する商品が次から次と話題をさらい、ヒットを連発させている。たとえば現代版ベーゴマ「ベイブレード」は2001年度だけで3200万を出荷する怪物商品となり、この年の日経MJ最優秀賞を受賞。
アルフレッドダンヒル ギャビン・ヘイク社長
日本のビジネスマンはどんなブランドが好きなのか。そんな意識調査を日経産業消費研究所が昨年5月に実施した。男性が身につけているスーツ、ネクタイなどの10品目について、社長から係長クラスまでの全国1000人を対象に「ブランド商品に対するこだわり」を調べたものだ。
ツムラ 風間八左衛門社長
企業には何らかの伝承が残されているものだが、この会社の場合は話が気宇壮大だ。何しろ事の起こりが、今から1250年以上も前の奈良時代にまで遡る。
帝国ホテル 吉村勲人社長
伝統、格式、サービスのどれをとっても、これ以上のホテルを日本で求めることは難しい。経済誌などが発表する「日本のベストホテル」ランキングでも、毎年のように全国1800軒近いホテルの頂点に立ち、世界的に見ても屈指の都市型ホテルに数えられている。
帝人 長島徹社長
「そりゃ驚きましたよ。本社で初めて管理職に就いたのが50歳で、そういう意味じゃかなり遅かったし、取締役になってから1年半、常務になってまだ数か月でしょう。それが突然、『君に社長を頼む』と言われても、心の準備も何もできていないし、『まさか』と思いますよね」
帝人 安居祥策社長
この人が社長になるとは、社員のだれも想像しなかったに違いない。何しろ、本人も「やんちゃ坊主」と認める直言型の性格が災いし、たびたび上司と衝突。サラリーマン人生の半分以上が出向だった。会社を辞めようと真剣に考えたこともある。
ティファニー日本法人 新田克彦社長
舞台はニューヨークの五番街にある高級宝飾店。一人の女性が少しでもリッチな気分を味わおうと、毎朝、この宝飾店のウィンドウを眺めながら朝食のクロワッサンをかじる。
(社名・肩書は取材当時/順不同)