2014.11.26

弊社代表が日本経営協会のセミナーで講演

 弊社代表の高雄宏政が、一般社団法人日本経営協会が主催する東京本部と中部本部の公開セミナーで、それぞれ11月に講師を務めました。講演のテーマは、いずれも「広報実務の最前線 情報発信の方法から広報効果測定まで」で、高雄代表の近著である「広報が会社を強くする 広報実務のA to Z」(世界文化社、2014年4月発刊)をもとに、広報計画の策定から情報発信にあたっての心得、情報発信の方法、さらに広報効果の測定から危機管理に至るまで、ベテランから新人まで広く広報担当者が理解し、知っておきたい最新の広報実務を解説しました。


日時・場所
<日本経営協会 中部本部>
日 時:2014年11月11日(火) 10:00~16:00
会 場:日本経営協会中部本部

<日本経営協会 東京本部>
日 時:2014年11月26日(水) 10:00~17:00
会 場:日本経営協会東京本部

プログラム内容
1. 広報計画の策定
(1)「広報は営業だ」に徹した全日本空輸のリレーションズ活動
(2)認知度向上プロジェクトを推進した帝人
(3)広報計画策定のためのプロセス   
(4)課題抽出・課題の明確化に有効なマスコミサーベイと報道分析   
(5)課題解決に向けた施策
 

2. 情報発信の原則   
(1)記者が取材したくなる企業とは
(2)シェアトップに導いたアサヒビールの“ストーリー広報”と“数字広報”   
(3)情報力を発揮したバンダイ「∞プチプチ」のパブリシティ   
(4)ニュース素材の条件とニュースリリースのチェックポイント   
(5)ニュースリリース文章の原則


3. 取材対応の心得
(1)メディアの特性と記事の違い   
(2)出版社系週刊誌の編集体制と雑誌ジャーナリズムの変遷   
(3)事前・取材時・事後における取材対応の原則   
(4)企業イメージを形成するPI(プレジデント・アイデンティティ)
(5)知っておきたい記者が嫌うこと


4. 情報発信の種類と機能   
(1)情報発信手段と広報ツールのポジショニング
(2)パブリシティ効果やリレーションズ効果を発揮する「ニュースレター」   
(3)業界担当記者が喜ぶバンダイの「手帳型ファクトブック」
(4)ロイヤルティの醸成に役立つと再認識されている「簡易型社史・年史」   
(5)PRの原点「企業出版」のパブリシティ効果と第5の媒体としての機能   
(6)広報セクションが担う「工場見学」や「体験学習」   
(7)PRキャンペーンの希有な成功事例……伊藤園「お~いお茶新俳句大賞」


5. 報道分析と広報効果測定   
(1)報道分析の目的と報道分析を行う基本スタンス   
(2)単独主役記事と脇役参考記事の区分と論調判断の考え方   
(3)記事内容の項目別分類と事業グループ部門の露出計測   
(4)商品名・人名・トピックスの露出状況がわかる「アイテム抽出」
(5)記事件数とスペースにインプレッション効果を加えて算出する「露出指数」
(6)記事の論調にレピュテーション効果を加えて算出する「論調指標」   
(7)記事を広告と見なした場合の料金を数値化した「広告料金値」
(8)広報効果測定値ETAモデル


6. 危機管理の鉄則   
(1)危機管理の3つの局面(平時・有事・事後)   
(2)平時のリスク対策と社内リスクの抽出  
(3)緊急時おけるリスクレベルの判断と対策
(4)記者会見を必要とする基準と記者会見での鉄則   
(5)記者会見の失敗事例から学ぶトップに伝えておきたいこと   
(6)ケーススタディから学ぶ緊急時の成功要因と失敗要因

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