「PRアワードグランプリ2018」の表彰式を開催
 公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会(畦柳一典理事長)は、2018年12月11日午後5時より時事通信ホールで、「PRアワードグランプリ2018」の表彰式ならびに受賞によるプレゼンテーションを行いました。
 今年のPRアワードグランプリには協会会員社や一般から62件の作品がエントリーされ、10名の審査団による事前審査により、グランプリ1作品、ゴールド賞2作品、シルバー賞6作品、ブロンズ賞6作品が選ばれました。栄えあるグランプリには、大和ハウス工業の「『名もなき家事』撲滅へ 家事シェアハウス」が、ゴールド賞には講談社の「“読む図鑑”から“なれる図鑑”へ。『MOVE 生きものになれる展』」などが、またシルバー賞には西武の「『でかける人を、ほほえむ人へ。』 グループビジョン実現に向けた2.3万人を巻き込む組織風土改革」などが選ばれました。
 今回、審査団の一員としてアワードグランプリの審査に携わった当社代表の髙雄宏政は、インターナル・コミュニケーション部門で唯一受賞した西武グループの組織風土改革を強く推薦したことから、受賞者によるプレゼンテーションの前に行われた審査員による講評で次のように述べました。
「改めて言うまでもありませんが、インターナル・コミュニケーションは企業活動にとってきわめて重要な役割を果たし、欠かすことができません。その一方で、地道なルーティン活動が多いことから、他の部門と比べるとやや華やかさに欠け、アワードグランプリではなかなか上位に入ることが難しくなっています。
 そんな中で、西武ホールディングスさんのグループビジョン実現に向けた『組織風土改革』は、その多様な取り組みに驚かされるとともに、インターナル・コミュニケーションの新たな可能性を示すものとして非常に参考になります。
 西武さんは、今から10数年前に総会屋への利益供与事件が発覚し、上場廃止になるなど、厳しい状況に置かれたことがあります。このとき社会からの信頼回復と、2万3000人の従業員の士気を高めるために制定されたのが、『でかける人を、ほほえむ人へ。』というグループビジョンであり、それを実現し、社員に対しても『ほほえみあふれる企業風土』にしていくことが広報の重要なテーマでした。
 その具体的な内容は、これからのプレゼンに委ねるとして、優れたPR活動は、苦難に直面した企業から生まれるという仮説を実証するものとして、西武さんの取り組みをぜひ皆様の社内広報に生かしていただければと思います」
 なお、今回の審査委員は以下の通りです。
審査委員(敬称略、50音順)
阿久津 聡(一橋大学大学院 経営管理研究科 教授)
井口 理(株式会社電通パブリックリレーションズ 執行役員)
上岡 典彦(資生堂ジャパン株式会社 CSR・コミュニケーション部長)
河野 あや子(グーグル合同会社 執行役員広報部長)
嶋 浩一郎(株式会社博報堂ケトル 代表取締役社長・共同CEO)
髙雄 宏政(株式会社タカオ・アソシエイツ 代表取締役社長)
高木 恵子(株式会社旭エージェンシー 代表取締役社長)
田中 里沙(事業構想大学院大学 学長、株式会社宣伝会議 取締役)
松本 理永(株式会社サニーサイドアップ バイスプレジデント)
横田 和明(株式会社井之上パブリックリレーションズ 戦略企画部長)
特別審査委員
大宅 映子(ジャーナリスト、評論家、大宅壮一文庫理事長)