Webの報道分析に使う広告料金換算値について、その単価を直近の媒体資料(2023年7〜9月)に基づき見直しを行い、このたび改定しました。
Webの広告料金は、これまでは画像付きの広告である「レクタングル」と、文字だけの広告である「テキスト」に区分し、2019年1〜3月の媒体資料に基づき広告料金換算値を算出してきました。しかし最近は、「テキスト」の料金を設定するところが大幅に減少し、想定するPV(ページビュー)やimp(インプレッション)に基づき料金を提示する媒体が多くなってきました。そこで、バナー広告以外の「タイアップ」「記事体広告」「レクタングル」「ハイブリッド」などと表記されている編集記事体裁のタイアップ広告に基づき、最低PV保証の料金をその媒体の広告料金換算値とすることにしました。また、料金が月額で表記されている場合は、すべて週単位に直して単価を決めています。
なお、Yahoo!ニュースに関しては、現在、媒体資料の提示がなく、広告がクリックされたときに料金が発生する「クリック課金」を採用しているため、以前の料金(2014年1月改訂版)をそのまま使用しています。この料金設定は1,000万imp保証型のパッケージで、1impにつき0.27円/週の料金となっていることから、1週間掲載の最低料金を270万円とし、現在もYahoo!ニュースの広告料金の単価として使用しています。
Yahoo!ニュースの料金設定は、他の主要Webニュースサイトと比べると高額となっていますが、全国紙系Webサイトが月間1〜2億PVで62.5〜125万円なのに対して、Yahoo!ニュースは225億PV(2020年4月)と発表されており、270万円という広告料金は妥当なものと判断しています。